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理学療法学科

バリアに気づく視点と心【生活環境論】

みなさんこんにちは!
理学療法学科です。

患者さんのリハビリテーションをしていく上で、
ご自宅の様子などを知ることは、とても大切です。
生活環境を知ることは、
患者さんにとってどんな動作が必要なのかを知ることに直結し、
リハビリテーションの幅の広がりと、質の向上につながります。

そこで!
「生活環境論」の授業です。

この日の授業は、
「高齢者の視点での動作体験」として「高齢者体験スーツ」を着用したり、
「校内のバリアに気づくことが出来るか」をテーマに車椅子を実際に使用したりしました。
校内や学校周辺など学生たちが普段何気なく歩いている場所も、
移動しにくく感じたりして、さまざまな気付きを得たようです。

理学療法士は、
専門的な視点と知識で生活環境や身体機能の評価を行う役割もあります。
数々の社会保障制度を利用しながら、
いかに過ごしやすい環境で「自分らしく」生活を送るか、
「地域包括ケアシステム」の理念も本講義では説明しています。

そのためにも、
実際に障害者の身になって考える心と、
視点を変えると数多くのバリアが溢れていることに気づく
幅広い視野を養えるような授業をしています。
高齢者体験スーツを装着
駐車場で車椅子の体験
車椅子で学校周辺の砂利道へ
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